ストーリー
国民年金を払わない者には、容赦ない仕打ちが待ち受ける近未来のディストピア。金持ち老人たちは医療科学の力で若返り、「もう1回青春ランド」で失われた青春を謳歌する。
一方、金もなく年金を払えない若者たちは、そんな老人たちを支えるための労働力としてブラック企業以上の重労働を課せられる。極限まで追い込まれた若者たちの怒りの導火線に火がついた瞬間、溜めこんだフラストレーションが爆発する!
ヤング! パンクはないのか!?
ガッツはどうした!?
年金制度の崩壊危機が叫ばれ、国民の1/4以上が65歳以上の高齢者となり、ブラック企業が違法な労働環境で若者を搾取する社会状況を10年前に予見していたかのような作品が、この『年金未納者ミャーキ』である。
夢と現実の狭間で苦悩するボンクラたちを描き続けてきた須田信太郎が、ゲバ棒ではなくペンを握りしめて団塊の世代に仕掛けた世代間闘争! 幻の作品にして初の社会派作品が電子書籍で初刊行。
著者プロフィール
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須田信太郎(すだ・しんたろう) 1969年1月30日、静岡県出身。大学4年時に「トレンドバスターズ」で 講談社第25回ちばてつや賞大賞受賞。別冊ヤングマガジンで「江戸川ハートブレイカーズ」を連載。 「ウルティモスーパースター」「地下鉄のランナー」「やさしい女は何処にいる」「淀川ハートブレイカーズ」(作画担当)などを発表。 過去作品を続々と電子書籍化するとともにLINEスタンプも配信中。
オフィシャルサイト
http://manga-suda.com/